JIS溶接試験

Tig溶接するのに必要な資格【JIS溶接と特別教育】

Tig溶接するのに必要な資格【JIS溶接と特別教育】

 

溶接初心者
溶接初心者

Tig溶接するのに必要な資格が知りたい。

難易度も知りたい。

将来有利な資格も教えてほしい。

 

溶接工
溶接工

溶接歴25年の現役溶接工が豊富な現場経験から答えます。

※ちなみにプライベート(DIYなど)でTig溶接する時には,何の資格もいらないよ!

 

本記事の内容は以下の通り

・Tig溶接に必要な資格が難易度別にわかる

 

・取得すると将来【就職・転職】に有利な資格がわかる

この記事を書いている俺は「溶接歴25年」の熟練溶接工。

保有資格はJIS溶接技能者(TN-P,T-1P,N-2P,C-2P),溶接管理技術者2級,管施工管理技士1級。

要するにベテラン溶接工で溶接の専門家。

 

本記事はTig溶接するのに必要な資格を難易度別に分けまとめた記事。

最後に就職・転職に有利な資格も紹介するので最後まで読んでほしい。

【必須資格】アーク溶接等の業務に係る特別教育

溶接を仕事でするなら【必須】の資格。

【アーク溶接等の業務に係る特別教育】と言う名前がついているが「Tig溶接」「被覆アーク溶接」「半自動溶接」「ガス溶接」など溶接・溶断に係る業務なら絶対に受講しなければならない。

講習を受講することで「溶接作業者」となることができる。

難易度は受講さえすれば誰でも合格する。

 

「溶接作業」は労働安全規則第36条第3号の業務となり,

事業者はアーク溶接機を用いて行う金属の溶接、溶断等の業務に労働者を就かせるときは、安全又は衛生のための特別な教育をしなければならない

と法律で決まっている。

なのでこの資格を取得していないと「溶接業務」に従事してはならない。

 

アーク溶接等の業務に係る特別教育

受講機関各都道府県の労働基準協会,各企業等
受講資格誰でも受講できる
学科11時間
実技10時間
難易度

基本的に誰でも受講さえすれば取得できるので技術的に価値はないが,溶接をしようと思うと避けては通れない資格。

【Tig溶接】に関する「JIS溶接技能者」資格

日本溶接協会(以下JWES)が主催する「溶接技能者」という資格は様々な種類がある。

 

詳しくはJWESのホームページを見てほしいが,Tig溶接の資格は

  • 手溶接技能者
  • ステンレス鋼溶接技能者

が現場の溶接工として必要な資格となる。

実技試験と学科試験があり,学科試験の難易度は過去問1回やればOKレベルだが,実技試験はそこそこの練習しないと合格しない。

溶接技能者資格についてJWESホームページ

 

「手溶接技能者」TIG溶接関連資格

溶接法資格の級資格の種類記号溶接姿勢試験材料難易度
Tig溶接基本級T-1F下向「炭素鋼」3.2t平板の突合せ溶接
専門級T-1V立向
T-1H横向
T-1O上向
T-1P全姿勢/配管溶接100A/sch20の配管

 

現場の溶接工で取得率が高いのは「T-1F」と「T-1P」

「T-1F」の基本級を取得し,専門級の「T-1P」を取得している人が大半。

「T-1P」を持っていれば「全姿勢溶接」が可能なので,みんな「T-1P」の取得を目指す。

 

溶接試験のやり方などは下記記事にて解説しているので参考にしてほしい

 

「ステンレス鋼溶接技能者」TIG溶接関連資格

溶接法資格の級資格の種類記号溶接姿勢試験材料難易度
Tig溶接基本級TN-F下向「ステンレス鋼」3t平板の突合せ溶接
専門級TN-V立向
TN-H横向
TN-O上向
TN-P全姿勢/配管溶接100A/3tの配管

現場の溶接工で取得率が高いのは「TN-F」と「TN-P」

手溶接技能者と同じく全姿勢溶接可能な「TN-P」の取得が目標。

 

溶接試験のやり方などは下記記事にて解説しているので参考にしてほしい

 

JIS溶接技能者ができること

 

溶接初心者
溶接初心者

「溶接技能者」に合格すると何ができるの?

 

溶接工
溶接工

Tig溶接における技量の証明ができるってことだよ!

 

溶接技能者資格を持っているので「最低限の技量」はありますよという証明が資格を持っていればできる。

客先(発注先)から「信頼・安心」を得ることができ,仕事につながる資格。

 

客先の要求事項に最近は必ず「JIS溶接技能者」は記載されており,溶接資格では超メジャーな資格といえる。

Tig溶接では客先要求のほとんどが「パイプ資格」=「T-1P」or「TN-P」であることから溶接工としては「パイプ資格」は持っておきたい。

JIS溶接技能者の試験種類の選び方は「三重県溶接協会のページ」が参考になる三重県溶接協会

Tig溶接には他にも色々な資格がある

仕事の種類によってTig溶接に求められる技術が違っており「JIS溶接技能者」以外にも色々な種類の資格がある。

  • 石油工業関係溶接士
  • 電気事業法溶接士
  • ガス事業法溶接士
  • AW検定

など。

様々な「溶接士技能試験」があり難易度はどれも比較的高め。

しかし,上記の溶接試験を受けようとする人は,もう一人前の溶接工。

難易度などは試験内容を見ればすぐに把握できる猛者のはず…なのでここではあえて記載しない。

 

これらの試験は溶接技能以外も組織的に編成しないと「受験」すらままならないはず。

俺も電気事業法溶接士「T-W-4R」を取得したが会社のサポートなしには取得は不可能だった。

まずは「JIS溶接技能者」を取得し所属会社の仕事内容によって取得する溶接資格が決まってくるはずだ。

【Tig溶接+α】取得すると将来有利な資格

Tig溶接資格を取得し,さらに「+α」で取得しておくと自分の価値を高めることができる。

就職・転職する際に経験から有利だと思う資格を紹介する。

・溶接管理技術者 特級/1級/2級

・管工事施工管理技士 1級/2級

溶接技術があり上記の資格を持っていれば知識もあることの証明になる。

就職・転職の際アピールポイントになるだろう。

できれば最上位資格級を取得することをおすすめする。(溶接管理技術者なら特級,管工事施工管理技士なら1級ってこと)

難易度は高いが社内での地位などは確実に上がるはず。

 

溶接監理技術者 特級/1級/2級

溶接管理技術者の資格は、溶接技術に関する技術知識と 施工及び管理に関する職務能力を持った技術者のための資格です。 工場認定あるいは官公庁における工事発注の際の必須条件として、 認証者保有又は常駐を要求されております。
建築鉄骨をはじめ橋梁・圧力容器・造船・海洋構造物・重機械・化学プラント・発電設備等エネルギー施設など、あらゆる産業分野における溶接関係者各位に、取得されることをお勧めいたします。

 

 

管工事施工管理技士 1級/2級

冷暖房設備工事、空調設備工事、給排水・給湯設備工事、ダクト工事、浄化槽工事、ガス配管工事、衛生設備工事などの管工事において、施工計画を作成し、工程管理、品質管理、安全管理等の業務を行う。

これから生き残っていくには「知識」があって「技術」がある溶接工が必要。

腕だけでは難しい。

常に「技術アップ」と「知識アップ」を狙っていこう!!

 

Tig溶接するのに必要な資格【JIS溶接と特別教育】:まとめ

まとめ

Tig溶接するのに必要な資格。

  • アーク溶接等の業務に係る特別教育
  • JIS溶接技能者
  • 各種溶接士

 

溶接工が取得すると将来有利な資格

  • 溶接管理技術者
  • 管施工管理技士
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