工場や工事現場の温度計を確認してほしい。
なにもしていないのに40℃近くになっていないか？
俺の工場や工事現場は40℃近い。
いるだけで汗がダクダク流れ落ちる。
つなぎ服があっと言う間に，汗で色が変わる。
暑さ指数(WBGT)を測るメーターが工場に置いてあるがいつも針は振り切っている。
暑さ指数(WBGT)とは？
でもなぜか不思議なことに溶接工として25年間，熱中症にはなったことはない。
対策品が充実しているからもあるし，長い経験で自分の体を熟知しているからだ。
溶接工にかぎらず建設業界や農業関係等，屋外で作業する人は熱中症の危険がある。
自己流熱中症対策を記事にしたいと思う。
溶接工の熱中症対策その１。
熱中症になった人を何人かみてきたが，共通点がある。
それは自己管理ができていない点。
・前日に飲み過ぎ
・睡眠不足
・朝食抜き
・暴飲暴食
・頑張りすぎる
熱中症になるには訳がある。
前日の行動を見直すだけでかなり予防になる。
まずは自分を管理しよう！
熱中症対策その1 自己管理の徹底
溶接工の熱中症対策その２。
ストレッチと水分補給。
水分補給は聞いたことあるけどストレッチはあまり聞かないと思う。
完全に俺流の熱中症対策。
ストレッチをすることで体が柔軟になり，溶接時の疲労が低減される。
疲労が少ないってことは汗も少なくなるはず。
俺は作業に入る前には必ずストレッチを５分ぐらいやることにしている。
夏に限らず体を動かす前と後でストレッチをしてみるといい。
疲れ方が全然違うことにビックリするはず。
ちなみに水分補給で最適なのは
水と麦茶。
喉が乾く前に水分補給を心がける。
スポーツドリンクは糖分が入り過ぎていて喉が乾く気がする。
コーヒーは論外で水分補給にも栄養補給にもならない。
熱中症対策その2 ストレッチと水分補給
溶接工の熱中症対策その３。
暑さに慣れる。
自分の体と相談できることが前提だが，暑さには慣れることができる。
アフリカや沖縄の人は熱中症が少ない。
汗腺等の違いはあると思うが，暑さに慣れているから。
俺は夏が始まる前は暑さに慣れることから始める。
例えば，
・サウナを利用する。
・なるべくクーラーの設定温度を上げる。
・不快な指数の時わざと外に出てストレッチする。
・登山
梅雨時期から初夏にかけて体を慣らしていくことが重要。
熱中症対策その3 暑さに慣れる
溶接工の熱中症対策その４。
熱中症対策グッズを恥ずかしがらずに使用する。
案外会社は準備してくれるが，案外恥ずかしがって使用しようとしない。
首に巻くひんやりするタオルとか頭にかぶる通気性を高めるグッズとか。
熱中症対策グッズは使用しなければ当然効果はない。
恥ずかしがらずにじゃんじゃん使ってみよう。
塩飴も十分効果ある。
１個で十分。
汗かく前に舐めよう。
一目瞭然で危険度がわかる指数計。
ちょっと作業台の上にでも置いておくといい。
首を冷やすのが一番体温が下がる。
こんなグッズでも十分効果がある。
塩飴の中で一番おいしい。
食べ過ぎには注意。
このタオルなかなかいい。
空調服は必須。
熱中症対策品を使い，自己管理を徹底すれば，なかなか熱中症にはなりずらい。
熱中症対策その4 熱中症対策グッズを恥ずかしがらずに使う
溶接作業中，体調不良を感じたら。
どれだけ対策しても工場や現場の温度計が示す温度は変わらない。
熱中症になる危険は誰にでもある。
もし溶接作業中，体調不良を感じたら
・感電の危険があるためすぐにホルダーやトーチを遠ざける。
・無理はしない（倒れる方が迷惑）。
・適当にサボる（使命感や義務感はいらない）。
・人員配置を変えてもらう。
昔よりは熱中症に対する理解も進んできた現在は，自己申告が超重要。
自己申告もできないようなら溶接工を今すぐ辞めよう！
自己管理もできないし，主張もできないのはそもそも溶接工に向いてない。
職人の世界は自己管理，自己主張は超重要だ。
まとめ
・自己管理を徹底する。
・ストレッチと水分補給(水と麦茶)。
・暑さに慣れる。
・熱中症はだれでもなる対策グッズを恥ずかしがらずに使用する。
・それでもダメなら自己申告で早めに離脱する。
毎年暑さが増してるような気がする。
せめて自分だけは熱中症にならないように対策しよう！！
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