書評

【書評】「ジョナサン・アイブ 」はミニマリズムの教科書

Appleデザイナー「ジョナサン・アイブ」のデザイン哲学を知れる

 

溶接工
溶接工
Appleのデザインってどうやって決まるんだろ?

デザイナーはどういう風に考えてるんだろう?

そんな思いで手に取った本。

Apple信者の俺はとにかくAppleのデザインが大好きだ。

初代iMacは電源つけている時間よりも,眺めている時間の方が長かったぐらい好きだった。

「ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー」はAppleのデザインが生まれる過程やアイブの哲学を書いた本。

読めば読むほどアイブとジョブスは似ている。

2人に共通するのは「ミニマリズム」だということが,よく理解できる本になっている。

現在のAppleデザイン(iMac,iPhone,iPadなど)を生み出した「ジョナサン・アイブ」を隅々まで知りたければ,この本を読むしかない!

では,紹介していこう!

「ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー」総合評価・あらすじ

総合評価

星は4つ。

この本を読むとアイブのデザインへのこだわりに圧倒される。

一歩間違えば病気の域だろう。

ネジ1本でケンカになるぐらい完璧にデザインしているのがわかる本。

Appleのiシリーズのデザインが,いかに生まれたか知りたければ最高におもしろいんではないだろうか。

この本を読み終える頃には,アイブの家を検索してみたくなった。

どんな家具を使っているのか?

どんな家に住んでいるのか?

ガジェットは?

などアイブへの興味が湧く本の内容となっている。(きっと照明の一つ一つまでこだわっていそう)

 

あらすじ

スティーブ・ジョブズが絶対的な信頼を寄せたカリスマデザイナー、ジョナサン・アイブ。

そのアイブのイギリスでの生い立ち、学生時代、アップル入社後のiMac、iPhone、iPad、MacBook Airなど数々の革新的な製品づくりでの試行錯誤、社内での争いまで――。初めて、ジョナサン・アイブの生き方、大胆にリスクを取る思考、デザインへのひたむきな姿勢、ものづくり哲学が明かされる!

■アップルのデザイン哲学を解説

■約40点のデザイン画、試作品、製品写真も掲載

約40点のデザイン画、試作品、製品写真も掲載されていて,ZEBRA/ゼブラのシャーペンTX-2やiシリーズ,20周年記念Macなどとても興味深い資料もある。

「ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー」のここが良かった!

ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナーのおもしろいと思った点3つ。

  1. Less is moreのバウハウス哲学の徹底
  2. Appleという会社の魅力が再認識できる
  3. ジョブスとアイブは似ていることがわかる

 

Less is moreのバウハウス哲学の徹底

Less is moreのバウハウス哲学とは,「より少ないことは、より豊かなことだ」近代建築の三大巨匠の一人にして、バウハウスの3代目学長でもあるルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの有名な言葉に象徴される、無駄を省く哲学のこと。

アイブのデザイン哲学と同じ。

徹底的に無駄を省き,かつ革新的。

実践するのはかなり困難を極めるが,アイブがどうやって実践していったかが時系列でわかる。

Appleという会社の魅力が再認識できる

アップルの目標は金儲けではありません。きれいごとに聞こえるかも知れませんが、本当です。偉大な製品を作ることが私たちの目標であり、それが私たちを興奮させるのです。私たちがいい仕事をすれば、人々は製品を気に入ってくれるはずですし、私たちがオペレーションに卓越していれば、収益は伸びると信じています。ですが、金儲けが目標でないことは、はっきりしています」

人を引き付けるのはお金では無理。

Apple信者はAppleの企業理念や行動,デザインに惹かれてる。

アイブの言葉が代弁してくれている気がする。

「ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー」を読むとAppleという会社の魅力が再認識できる。

 

ジョブスとアイブは似ている

性格や物腰は違うが,製品への熱意やこだわりはそっくり。

ウォルター・アイザックソンのスティーブ・ジョブスを読んだ人ならわかると思うが,ジョブスも細部に異常にこだわっているし,アイブも異常にこだわっている。

そのこだわりが「ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー 」を読むとよくわかる。

根底にあるのは「ミニマリズム」でとことん追求したのがAppleのデザインということがわかる。

「ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー」 の印象に残ったセリフ・シーン

「デザイナーのくせにこんなことを言うのはおかしいけれど、デザイナーがこれみよがしにしっぽを振っているような製品を目にすると、いやになるんだ。僕の目標は、シンプルなもの、持ち主が思い通りにできるものだ。デザイナーが正しい仕事をすれば、ユーザーは対象により近づき、より没頭するようになる。たとえば、新しいiPadのiPhotoアプリにユーザーは我を忘れて没頭し、iPadを使っていることなど忘れてしまうんだ」

これですよ!

だからApple製品を使いたくなるし所有したくなる。

いいデザインは触れているだけで満足できる。

Apple信者で良かったと思える言葉。

「ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー」 はこんな人にオススメ!

  1. Apple信者が理解できない人
  2. Apple製品とは何か?を知りたい人
  3. iシリーズを作り出した男とは?

こんな疑問を持つ人が読んでほしい。

きっとApple製品のファンになるはずだし,ファンにはならなくても理解はできるはず。

当然,現Apple信者には強くオススメできる本。

まとめ

まとめ

「ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー」は,いかに削り落としていくかを知ることができる「ミニマリズム」の教科書!

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