Apple本【漫画】ステーィブ・ジョブス ヤマザキマリ著はApple信者入門書!!
この漫画の作者は「ヤマザキマリ」さん。
テルマエロマエなどで有名で,漫画大賞や手塚治虫文化賞なども受賞している。
そのヤマザキマリさんが,ウォルター・アイザックソンが書いたスティーブ・ジョブスの伝記
「スティーブ・ジョブス1,2」を漫画にする。
面白くないわけがない。
伝記の内容に忠実に漫画でわかりやすくAppleの歴史やスティーブ・ジョブスの歴史を時系列で描いてくれる。
名シーンの数々をヤマザキマリの絵で。
ぜひ最近Apple信者になった方や,Apple本は活字ばかりで読む気がしない方は,この【漫画】スティーブ・ジョブスを読んでほしい。
一気にApple製品に愛着がわきジックリと製品を眺めたくなるだろう。
スティーブ・ジョブスの生い立ち
スティーブ・ジョブスは養子だ。
そのことが自分の性格に影響したことはジョブス本人は否定しているが,きっと大きく関係していると思う。
人を心から信頼しなかったり,頑なまでに規則やルールを嫌ったり,製品に異常なまでにこだわったりするのは小さい時からの劣等感や不満足感からだと思う。
小さい時の逸話や学生になってからの描写も時系列で描かれているのでスティーブ・ジョブスがどんな風に大人になっていったかを知るにはとてもわかりやすい。
スティーブ・ジョブスのことをよく知りたければ生い立ちから知ればかなり彼のことが理解しやすいはず。
ジョブスの現実歪曲フィールド
現実歪曲フィールドとは?
現実を受け入れず不可能であることを可能にさせてしまう
ジョブスがもつ力のこと。
自分の子供を認めなかったり,車のナンバープレートをつけなかったり,できもしない書類を期限内に納めろといったみたりとにかくむちゃくちゃ。
しかし結局ジョブスの思う通りになる。
てかするしかない。
そのことは3巻に詳しく書いてあるので読んでほしい。
こうやって現実をぶち壊してきたんだなってことがよくわかるエピソードが満載。
スティーブ・ウォズニアックとの出会い,別れ
ジョブスとウォズニアック。
Appleを語る上で絶対的な2人の存在。
Apple1,2のメインエンジニアであるウォズニアックとジョブスの出会いからウォズがAppleを退社するまでしっかりと描かれている。
2人は共生共存関係でどちらが欠けても今のAppleはなかった。
Apple信者なら知っておかねばならないジョブスとウォズニアックの関係。
漫画で簡単に知ることができる本書は貴重だ。
ジョブスのデザインに対する異常なこだわり
ジョブスのデザインに対するこだわり方は異常。
ゴミ箱のアイコンですら数えきれないくらいやりなおしさせるし,製品を入れる箱も50回以上!やり直させている。
iPhoneも発表直前にデザインを一新させたり,Apple storeにも随所にジョブスのこだわりがある。
そんなデザインに対するこだわりもApple製品が信者を作り出す要因の一つだろう。
デザインに対する逸話だらけなのでジョブス時代のApple製品を見ると思わずジックリ見てしまう。
へぇーーーこれもこだわってあるんだーーー。
ってこの漫画を読むとなること必至。
Appleの解雇〜NEST〜ピクサー〜復帰
Apple創業者であるスティーブ・ジョブスの解雇。
子供の時養子に出された記憶や悔しさが,大人になってから蘇ったのかも知れない。
Appleに捨てられた。
この時を境にしてスティーブ・ジョブスは,偉人になったのかもしれない。
解雇からNEXTの立ち上げピクサーの設立,Appleへの復帰。
復帰してからのジョブスの仕事は素晴らしい。
ジョナサン・アイブをみいだし,iMacをデザインさせる。
そこからのAppleの快進撃は全ての人の目に焼き付いている。
この漫画は,ジョブスの苦悩や考え方,Appleの裏側を知ることができる。
iMacの衝撃はとんでもなく凄かった
スケルトンで色付き。
もうコンピューターの概念が吹っ飛んだ。
北陸の田舎町に住む俺ですらたまげたから,本職の人はもっとビビっただろう。
Apple製品を好きになったのもiMacから。
性能を見ずに外見でコンピューターを買ったのはiMacだけ。
それぐらいインパクトがあった。
iMacがなぜヒットしたか?
Appleの製品は何がダメだったか?を漫画でわかりやすく知ることができる。
ビルゲイツとスティーブジョブス
ビルゲイツとスティーブジョブス。
2人の天才は価値観が全く違う。
同じ時代に似たような製品を開発しほとんどジョブスのほうが先行している。
ただWindowsにだけは完敗。
WindowsのGUIの元ネタや,iPod tocuhの発売に対するジョブスとゲイツの感じ方などはぜひこの漫画で体感してほしい。
2人ともライバル視しているのがわかるし,ゲイツはジョブスに相当嫉妬しているはずなのがよくわかる。
ジョブスに関与した人物達
マイケル・スコット
マイク・マークラ
ラリー・ラング
ポール・ジョブス
スティーブ・ウォズニアック
クリスアン
ビルゲイツ
リサ
ジョン・スカリー
ギル・アメリオ
などなど。。。。。
有名どころから有名じゃないけど重要な人物とか。
しっかり時系列で出会いや別れを漫画にしてあるのでわかりやすくかつおもしろい。
まとめ
Apple信者の入門書と呼ぶのがふさわしい出来栄え。
全6巻Kindleで買っても3,240円。
安い。。。安すぎる。
ぜひAppleの歴史やスティーブ・ジョブスとはどんな男だったのか知りたい人はまずは漫画から読むといいと思う。
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