進撃の巨人はクソおもしろい!
進撃の巨人を読んでない奴は人生を損してると思う。
読んでない人は今すぐに大人買いしてほしい。
ちなみに進撃の巨人が好きすぎて「進撃の巨人展 FINAL」を観に行くためだけに北陸から東京までわざわざ旅行するほど進撃の巨人にハマっている。
ネットカフェでもいいけど,きっと進撃の巨人を一度全巻読んだらまた一から読み直したくなるはずなので,ぜひkindlle 版でもいいから購入して楽しんで欲しい。
これから進撃の巨人がおもしろい【13】の理由を語ろうと思うが,結局おもしろいのでいちいち読むのがめんどくさい人は何も考えず購入することをオススメする。
では語っていこう!(ネタバレはしていないので安心して読んで欲しい)
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進撃の巨人がおもしろい【13】の理由
1.世界観が非現実的なのに現実世界に思える
巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。
第1巻冒頭いきなり巨人の来襲で一気に引き込まれあっという間に,この世界観に没頭できる。
荒唐無稽な設定もスピード感ある展開で一気にページが進むため考える余地はなく物語に感情移入しつつ読み進めてしまう。
現実世界と同じで強いものが弱いものを痛めつけるのは巨人の世界でも同じ。
進撃の巨人の弱肉強食に逆らうストーリーは読んでいて爽快。
進撃の巨人を読み進めて行くうちになぜか現実世界と照らし合わせて読んでしまうから不思議。
世界観は非現実的だけど内容はすごく現実世界と似ているところが進撃の巨人の魅力。
2.登場人物が魅力的すぎる!
エレンやミカサ,アルミンにエルヴィンなど,それぞれが主役級のキャラばかりで話が広がる。
進撃の巨人は,それぞれのキャラクターにアナザーストーリーがあるので好きなキャラクターができやすい。
俺が一番好きなのは調査兵団の兵士長の「リヴァイ・アッカーマン」。
「人類最強の兵士」と讃えられる人物。その戦力は一人で一個旅団(約4000人程度)並みと言われ、一瞬で巨人を2体倒す。
刈り上げ頭と三白眼が特徴で、常に人を威圧するような冷徹な雰囲気を持つ。
性格は無愛想で冷静ではあるが粗暴。ゴロツキ時代の名残か下品な言葉遣いも多い。敬語は使う場面が見られなかったが、70話にて使用していた。
拠点についた際にまず大掃除をしたり、戦闘中ですら巨人の返り血を拭うほどの潔癖症。
感情を押し殺して時には冷酷な判断を下す。
時折見せる暖かい心にキュンとくる。
男なら絶対に好きなキャラクターなはず。
侍っぽい。
高倉健のように言葉数は少ないが,戦闘になるとむちゃくちゃ強い。
戦い方もカッコよくて痺れる。
公式の人気投票でも常に1位か2位なのもうなずける。
3.ストーリーの展開が速い,もったいぶらない
某格闘漫画やドラゴンボールのように格闘シーンが長くなく,比較的に早く終わるのも進撃の巨人の特徴。
格闘シーンでコマ数,ページ数を稼ぐ手法ではないのでストーリー展開がかなり速い。
展開が速すぎてついていけず何回も読み直すはず。
読み直すたびに新しい発見もあるのでだんだんと物語に引き込まれていく。
読み直したら新たな謎が出てきてさらに混乱しまた読み返す。
すごく心地いいループが繰り返され進撃の巨人ワールドにハマっていく。
謎を明かすのにもったいぶらないのでストレスなくサクサク読みすすめられる。
次の卷,次の卷へと手に取ってしまう。
これだけ中毒性がある漫画はなかなかない。
ストーリに漂う絶望感の中にちょっとでも光を見出すために読み返し次の卷へ進んでいく。
進撃の巨人を読む行為は人生の希望を探す行為に似ている。
4.絵が比較的グロい,リアル
血,暴力,暴言,裏切り,拷問シーン等,最近の漫画では避けがちな話題でも進撃の巨人は躊躇なく描ききっている。
また格闘技好きな作者らしく格闘シーンはリアルだし(柔術の三角絞めや関節技もある),巨人が人間を食べるシーンは気持ち悪い。
作者の熱量が伝わってくるような絵の表現方法で進撃の巨人の物語は進んでいく。
進撃の巨人は現在28卷まで出版されているが作者の絵のクオリティもかなり上がっており,1卷と最新刊を比べると歴然で絵のクオリティも上がっている。
楳図かずおのような目の描き方が特徴的でちょっとホラーちっくだがこの絵のタッチはかなりは好きだ。
5.色々なところに伏線があり回収が秀逸!
誰が敵で誰が味方か?
この言葉の意味は?
あのシーンはこういう意味だったのか!
など数えあげればキリがないほど伏線がちりばめられている。
良質なサスペンス映画のような回収の仕方で読んでいてゾクッとくる。
巻数が進むほどに初期の設定の理解が深まり「なるほどなーー」となる。
相当に考えられた設定で矛盾点がなく納得がいく展開でありながら予想を裏切る。
もう完璧なストーリー。
美しさすらある。
進撃の巨人好きな人は,きっとミステリー小説も好きだろう。
6.人生哲学のようなセリフ
ところどころに出てくる作者の人生哲学のようなセリフ。
すごく本質を得ておりドキッとさせられる。
自己啓発本なんか読むより進撃の巨人読んだほうが為になるかもしれない。
それぐらい人生における生きる意味や哲学を教えてくれる。
たかが漫画とバカにする前に一度でも読んでみて欲しい。
きっと自分に当てはまり反省するところがあるから。
だから…まぁせいぜい…悔いが残らない方を自分で選べ リヴァイ・アッカーマン
あなたの人生は自分で選んだ人生ですか??
7.ついつい自分に当てはめてしまう
おもしろい漫画の条件である「共感」が進撃の巨人にはふんだんにちりばめられている。
過去にいじめられていたやつ,両親が離婚し捨てられたやつ,上司のプレッシャーをうけているやつ。
様々なシュチュエーションがあるが何かしら共感できる。
俺もこの立場だったらこうするだろうなーーとか,あっ!こっちの考え方??とか。
ついつい自分に当てはめて考えたくなる。
ちなみに俺だったら調査兵団は絶対に選びません。
8.先が全く読めないストーリー
そもそも巨人がいる世界の設定の時点で先なんて読めるわけないんだが,あっと驚く展開ばかりで息をつく暇がない。
まさにジェットコースター並。
落ち着く展開かなーーと思うといきなり戦闘シーンになったり,戦闘シーンから政治の話になったり。
先が知りたくてページをめくる手を止められない。
早く次の巻の展開が知りたいという欲求が抑えきれない。
進撃の巨人をおもしろくないという人がいればその人は創造性がかなりない人だろう。
俺は進撃の巨人を認められない人と友達になりたくない。
9.リヴァイ!リヴァイ!リヴァイ!
うぉおおおーー。
このリヴァイのカッコよさを好きな人と共有してぇーーー!
もうリヴァイがカッコ良すぎる!
アニメオタとか痛いとか言われてもいい。
本当に男として尊敬できる。
カッコ良さがえげつなく,今よりももっと小さい年齢で進撃の巨人を読んだら確実に生き方が影響受けていたはず。
進撃の巨人を読んだ人ならわかるはず。
リヴァイのカッコ良さ。
カッコよくてマジでフィギュア欲しい!!!!
10.各話のタイトルのつけ方が深い!
第一話が「二千年後の君へ」って。
意味深だなーー。
各話のタイトルはかなり時間と労力をかけて決めているのか一目で内容がわかるタイトルは少ない。
それがまた憶測を呼びいろんな考えをしてしまう。
進撃の巨人でタイトルまで好きなファンは数少ないと思うが俺は結構気にしていて,まずはタイトルを見てしまう。
小説のようなタイトルが多くシンプルなのが多いので,ぜひ進撃の巨人を読むなら各話のタイトルも気にして欲しい。
11.巻末のショートコントが微妙に笑える
確か5巻ぐらいからだったと思うが巻末に本編とは全然関係のないショートコントがつくようになった。
それが結構おもしろくて今では巻末も進撃の巨人の楽しみの一つとなっている。
シリアスな場面が続いたあとになごみというかホッとするというか,そういうシーンがあるのもいい。
いつもシリアスなキャラクターがコントを演じてくれて得した気分。
ちょっとクスッと笑って現実世界に戻れるのは作者の気遣いかもしれない。
12.勇気を与えてくれる←弱い人間が読むとよくわかる
仕事で忙しい時や辛い時に進撃の巨人を読むと自分よりも辛い状況の人たちが必死に巨人と戦ってる姿が描かれている。
すごーーーく気持ちが楽になる。
自分よりも辛い状況の人がいる。
自分よりもやばい状況の人がいる。
漫画だけどなぜか楽になる。
そんなときありませんか??
自分の今の状況はこいつらよりもマシだ。と思いなんとか仕事場へ。
あまり褒められたことではないけど事実。
何度進撃の巨人に助けられたことか。
凹んだ時に進撃の巨人。
これからも読み返すだろう。
13.2巡目,3巡目がおもしろい内容の濃さ
文章量が多いので小説みたいにジックリと楽しみながら読める。
漫画だけど情報量はかなり多い。
文字数も多いので眠いまま読むと内容が入ってこないことも。
伏線の回収,絵の書き込み具合,情報量の多さ。
進撃の巨人は2巡目,3巡目が特におもしろい。
進撃の巨人 作者 諫山創(いさやま はじめ)について
大分県日田市出身。
大分県立日田林工高等学校、専門学校九州デザイナー学院 マンガ学科出身。
デビュー作の進撃の巨人がヒット。
現在は32歳。
既婚者。
進撃の巨人 スピンオフ作品
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ちなみにこれらの作品を読んでも本編とは関係ありませんのであしからず。
まとめ
進撃の巨人は読んで損はないクソおもしろい漫画。リヴァイのカッコ良さに惹かれてください。
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