【溶接工の転職】たった1つの重要ポイントとは?【現役溶接工が解説】
溶接工として転職しスキルアップしたい。
将来不安,給料,休日…。
どんな点に注意して転職を決めればいいか教えて欲しい。
溶接工として転職するために,経験談からたった「1つ」の重要ポイントを教えます。
本記事の内容は以下の通り
・溶接工の転職で注意すべき,たった「1つ」の重要ポイントがわかる
・溶接工として転職を成功させるために確認すべきことがわかる【3つある】
この記事を書いている俺は「溶接歴25年」の熟練溶接工。
溶接に関わる仕事でこの25年間,いろんな人,仕事,職場を経験してきた。
保有資格はJIS溶接技能者(TN-P,T-1P,N-2P,C-2P),溶接管理技術者2級,管施工管理技士1級。
要するにベテラン溶接工で溶接の専門家。
本記事は,溶接工として転職するために,溶接工歴25年の経験から,たった1つの重要チェックポイントを解説した記事。
他の業種でも転職を考えてる人には絶対参考になるはず。
溶接工が転職を考えるとき
溶接工が転職を考えるときってどんなときだろうか。
・給料が安い(底辺から抜け出せねぇ…)
・休日が少ない(デートや家族サービス,ゲームしたいのに…)
・人間関係が悪い(ムカつく,パワハラ)
・体力がない(将来への不安,体が元々弱い…)
・スキルアップしたい(もっと難しい複雑な仕事)
・違う仕事内容がしてみたい(今の仕事飽きた…)
・もっと違う地域で働いてみたい(都会or田舎サイコー)
・自分の腕を試したい(強いヤツと切磋琢磨したい)
など。
転職を考える理由は人それぞれ。
上記の理由が複合である場合がほとんどだとは思う。
転職を考える人を大きく分けると,2つのタイプに分けられる。
- 現状に不満があるタイプ
- 現状にはほどほど満足だが,向上心があるタイプ
どちらも違う環境を求めているため「転職」を考える。
俺自身も実は1回の転職を経験している。
でどちらかと言えば「現状不満タイプ」で以前の職場を飛び出した。
※表向きは「スキルアップ」と「違う溶接技術」に魅かれたからという履歴書の志望動機としたが,実際は人間関係が嫌で逃げ出した…。
今勤めている会社の同僚や先輩も転職組が多い。
「現状不満タイプ」もいれば「向上心タイプ」もいる。
同じ会社でも「転職が失敗だった…。」って人もいれば,
「今の会社でよかった!」って人もいる。
いろんな自分自身の経験や同僚や先輩の話を聴くうちに,転職に対する重要ポイントがわかった。
溶接工の転職 たった「1つ」の重要ポイント
溶接工の転職で「天国」と「地獄」を分ける重要ポイント。
それは…。
優先する順位を決めること。
転職するにあたってゆずれないこと,優先したいことを「か・な・り明確」にしないと転職は成功しない。
断言できる。
これはマジ。←本人経験談及び周りの同僚などからの聞き取りより。
具体的にどう言うことかというと,「自分の心」や「直感」と向き合ってみて心底,何がゆずれないポイントかを考えること。
例えば,
「給料」が優先順位1位なら「休日」は我慢する。
「仕事内容」が優先順位1位なら「地域」は我慢する。
「スキルアップ」が優先順位1位なら「人間関係」は我慢する。
など。
二兎追うものは一兎もえず。
虻蜂取らず
何かを得れば何かを失う。
リスクとリターンは紙一重。
ということわざや名言にもある通り全ての欲求を「転職」で満たすのは無理。
・自分がどういうスタンスで溶接と向き合っていくか?
・何が大事なのか?(出世?技術?地域?給料?休日?…)
・何が捨てれて何は捨てれないのか?
しっかりと優先順位を決めて転職することが,「天国」と「地獄」を分ける超重要ポイント。
溶接工の転職前に確認してほしいこと【3つある】
優先順位が一番大事だということは上記で書いた。
その上で「転職を決めた!」と心に誓った時に確認して欲しいことがあるので紹介する。
それは,
・隣の芝生は青く見えること
・情報不足ではないか,慢心していないか,思い込みはないか
・現状で解決できないか考えること
上記の3つ。
深堀していく。
隣の芝生は青く見える
隣の芝生は青く見えるとは?
他人の何かを羨ましく思ったり嫉妬したりすることの例え
悩んで転職したあげく,あれっ!?こっちの会社の方がよかった…。
なんてことはザラにある。
てか,ほとんどの人がそう。
これは「隣の芝生は青く見える症候群」ってやつ。
原因は4つあり,
- 自分と他人を比較してしまう
- 遠くから見るとよく見える
- ネガティブすぎる
- 自信がない
ことなどが挙げられる。
解決策は,
- 他人と比較するのをやめる
- 今ここに集中する
などが解決策としてある。
せっかく優先順をつけ転職を決めたのだから,もう迷わなくていい。
比較せず自分を信じて突き進むのみ。
情報不足ではないか,慢心していないか,思い込みはないか
この3つの「情報不足ではないか,慢心していないか,思い込みはないか」は東進ハイスクールの今でしょ!で有名な林先生の名言。
「負ける人間の3つの共通点」って話から引用した言葉。
林先生曰く,歴史の戦(いくさ)で負けてる奴は,必ずこの3つの共通点があるらしい。
これを転職に当てはめると…,
1.情報不足・・・溶接工の転職の現状は?平均給料は?休日は?など徹底的に調べあげ自分の市場価値を算出する(戦場を知る)
2.慢心・・・自分の技術レベルは?対応力は?経験値は?を冷静に分析する(戦闘能力を知る)
3.思い込み・・・この会社はダメなはず,この給料では苦しいはず(戦闘準備)
転職を決める前に自分に問いかけて欲しい。
俺はこの戦(いくさ)に勝てるだろうかと。
現状で解決できないか
現状で満足していないから転職を考えるているのに,何を今さら…と思わないで欲しい。
実はその不満,案外現状の会社でも解決できるかもしれない。
特に仕事内容に不満がなく,「人間関係」に不満がある場合は,今一度考えて欲しい。
なぜ人間関係が悪くなったのか原因を探り,改善できる余地があるなら改善してほしい。
「人間関係」は新しい転職先でも不満となることが多く,解決するスキルがあるに越したことはない。
現状の不満を解決できる可能性があるなら,転職前に今一度考え直すのもあり。
※ちなみに俺は「人間関係」が嫌で辞めたのだが…笑。
だって同族会社で改善の余地がなかったんです…(言い訳)
溶接工の転職は特別じゃない!
溶接工の転職は特別じゃない。
俺も俺の周りも転職経験者だらけ。
実際,何十回と転職を繰り返し,年収1,000万円の人もいる業界。
その人曰く,
いつも同じレストランじゃ飽きるだろ?
それに同じ値段でうまい店行くのは,当然じゃねぇーーか。
by 現場の溶接職人より
ってことらしい。
品が若干ないけど,おおむね俺も賛成だ…。
とにかく転職経験者から言わせて貰えば「優先順位をつける」。
これにつきる。
あとは他人と比較せずに自分を信じる。
どこかの電通や官僚みたいにマジメすぎて過労で自殺なんてするより,辞めて新しい職場を探すのが本当の賢さ。
溶接工は例えるなら,サバンナにいるチーターに似ている。
「しなやか」で「したたか」で「牙」がある。
牙(腕)と現場(狩場)があれば,群れる必要はないのだから。
転職活動には「転職サイト」を活用するのが吉
ハローワーク行ったり,人づてに紹介してもらったりしなくていい【転職サイト】は現代の打ち出の小槌。
仕事しながらスマホでサクッと条件検索も可能。
溶接業界や建設業界は人手不足で転職のチャンス。
【手に職】つけれて将来の食いっぱぐれもない。
事実,俺は近所の鉄工所のバイトを3つ掛け持ちしていたこともある。
リーマンショック,平成の大不況,コロナショックだろうが【手に職】ある奴は強い【手に職】溶接工は食っていける?現役溶接工が語る溶接工の未来。
おすすめの転職サイト
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【溶接工の転職】たった1つの重要ポイント:まとめ
転職する時の重要ポイント=「優先順位をつける」
転職する時の確認ポイント=「他人と比較せず,冷静に戦場を見る」
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