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【完全版】トラリピ運用試算表の使い方・見るべき3つのポイント

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【完全版】トラリピ運用試算表の使い方・見るべき3つのポイント

 

トラリピの運用試算表の使い方を教えて欲しい。

見るべきポイントについても知りたい。

 

溶接工
溶接工

トラリピ歴約2年で投資資金700万運用中。

トラリピの運用試算表について解説するね!

見るべき3つのポイントも解説したので最後まで読んでみて。

 

本記事の内容は以下の通り

  • トラリピ運用試算表の使い方・見るべき3つのポイントがわかる

   ー実際に使ったみた画像で解説

この記事を書いている俺はトラリピ歴2年,運用資金700万円。

大暴落も2回経験し場数も踏んだ。

運用実績は全て公開中!トラリピ運用実績

 

本記事は,これからトラリピの運用試算表の使い方・見るべきポイントについて書いた記事。

トラリピ運用試算表は何のために使うのか?

そもそも「トラリピ運用試算表」は何のために使うのか?

 

それは,ただ一つの目的

ロスカットリスクを知るため

トラリピを発注する前に,レートがいくらまで下がったらロスカットになるのか?

基本的には「ロスカットレート」を知るために運用試算表は使う。

 

トラリピを運営するマネースクエアでは,

7項目の入力でトラリピのリスクを事前に見える化

注文設定を入力するだけで、レートがどれくらい下がったらロスカットになるか? ストップロス成立時の損失額は? といったリスクを自動計算してくれる便利ツールです。注文前にリスクを詳細に把握できます。

とある。

トラリピ運用試算表はどこにある?

トラリピ運用試算表を使うには口座開設が必要。

マネースクエア

トラリピ運用試算表はどこから使えるかというと,

  • マネースクエアにログインし画面下部
  • トレード画面の「メニュー」→「ツール」

どちらからでも使える。

 

ログイン画面下部の場所↓

トレード画面の「メニュー」→「ツール」の場所↓

トラリピ運用試算表の使い方

対円(米ドル円など)か対ドル(豪ドル米ドルなど)か選び,「買い」・「売り」かを選択する。

通貨ペアは?←対円は9種類,対ドルは4種類

FX【トラリピ】初心者 通貨ペアの選び方

運用予定額は?←投資できる金額

仕掛けるレンジ幅は?←狭いとリスク(大),広いとリスク(小)

FX【トラリピ】初心者 設定レンジ幅の3つの決め方(中期〜長期)

レンジ内に仕掛ける本数は?←トラップ本数のこと(本数が多いと必要資金(大),少ないと(小)

1本あたり何通貨?←基本0.1万通貨(1,000通貨)※ただし南アランド円、メキシコペソ円は1万通貨単位

1回のリピートで狙う金額←利益幅はリスクには影響しないのでとりあえず500円〜1000円の間でいい

ストップロス設定は?←ある金額で取引しないようにする(レンジ幅を広くとれば必要ない)

計算スタート

基本的な使い方は,④の「仕掛けるレンジ幅」と⑤の「トラップ本数」を変更していきリスクを確認する。

⑦の「1回のリピートで狙う金額」は結果に影響しないのでいくらでもOK。

 

では,実際に試算してみよう。

  1. 米ドル・円→「買い」
  2. 通貨ペア→「米ドル・円」
  3. 運用予定額→「100万円」
  4. レンジ幅→ハーフ&ハーフで過去5年程度のレンジ幅「100〜110の買い」
  5. トラップ本数→10pips(10銭)×10本=100本のトラップ
  6. 1本あたり何通貨→0.1万通貨(1000通貨)
  7. 1回のリピートで狙う金額→適当
  8. ストップロス→なし

で試算した結果が以下の画像。

ロスカットレートは「98.957円」

必要資金は「919,996円」

となることがわかった。

 

ではこの設定の④の仕掛けるレンジ幅と⑤のトラップ本数を変更していきリスクを確認する。

 

まずはレンジ幅のみ変更。

「100〜110円」から「95〜110円」に変更。

ロスカットレートは「96.327円」で安心に見えるが,

必要資金の合計が「1,157,396円」となり運用資金をオーバーし成立しない。

 

次はトラップ本数のみの変更。

「100本」から「150本」へ変更。

ロスカットレートは「102.421円」

必要資金は「1,378,746円」となりこちらも成立しない。

 

このように「レンジ幅」と「トラップ本数」を変更しリスクを管理していく。

この「リスクの見える化」を活用するのが,トラリピ運用試算表の使い方となる。

現実はレンジ幅は広く取り相場は予想しないのがトラリピの戦略なので,トラップ本数で調整するのが実戦向き。

※米ドル・円は過去のリーマンショックを加味すると75円〜125円の間のレンジ相場。

かなりの金額が必要なので資金が少ない人はおすすめしない。

仮に75〜100円の範囲で「10pipsごとに買い」の試算をすると400万円近く必要となる。

 

ちなみにハーフ&ハーフとは,トラリピをする上で必須の手法で,仕掛けるレンジ(値幅)を決めたら、そのレンジ内の上半分に売りのトラリピ、下半分に買いのトラリピを仕掛けるトラリピ戦略のこと。以下の画像参照。

ハーフ&ハーフについてはコチラの記事で解説FX【トラリピ】初心者 ハーフ&ハーフとは?【AUD/JPY】を使ってわかりやすく解説

トラリピ運用試算表の見るべき3つのポイント

トラリピ運用試算表の見るべきポイントは3つ。

  1. ロスカットされる金額
  2. 必要資金の合計
  3. トラップ本数(値幅)

上記の3つを押さえておけばいい。

深堀していこう。

 

1.ロスカットされる金額

ロスカットレートが想定レンジ幅より下にあることは当然だが,余裕のある設定にしておかないとレンジから外れたら即ロスカットになる恐れがある。

例えば,想定レンジが「米ドル・円」で「100〜110円」とした場合ロスカットレートが99.999円だと非常にリスクがデカイ。

ロスカットレートは余裕を見て10円下ぐらいがいい。

10円ぐらいロスカットに余裕があるとフラッシュクラッシュにも耐えれるし,追加資金を入れる時間もある。

 

※ただ,大前提として想定レンジは広くとることが基本となるので,ロスカットレートが10円下と言ってもレンジ幅を狭く取ったら,その分リスクは増えることは覚悟しなければならない。

 

 

2.必要資金の合計

必要資金が投資資金以下になることは当たり前だが,暴落に追加する資金も必要となる。

この記事【重要】トラリピで失敗しない10ヶ条【大暴落を2回経験】でも紹介したが暴落は必ず起きる。

その時に追加資金がないとチャンスも掴めないし,最悪ロスカットになる。

 

「必要資金の合計+追加資金」のことを運用試算表を使う場合,考えて欲しい。

 

3.トラップ本数(値幅)

リスクはトラップ本数で調整してほしい。

レンジ幅ではなくトラップ本数。

 

例えば,

  1. 米ドル・円→「買い」
  2. 通貨ペア→「米ドル・円」
  3. 運用予定額→「100万円」
  4. レンジ幅→「100〜110の買い」

だとトラップ本数で調整すると,

  • トラップ本数100本「0.1円」→919,996円
  • トラップ本数50本「0.2円」→459,920円

リスクを半減できる。

 

利益も半分になるが,投資の世界で大事なのは退場しないこと。

FX投資家の「8割は負ける」「3年以内に9割が退場する」というレポートがある通り継続することが最終的な利益につながる。

 

「レンジ幅は広く取り長期で運用する」これがトラリピで利益を得る王道。

負けるやつはトラリピ運用試算表を使わない

東進ハイスクールの林先生の話に「負けるやつに共通する3つの共通点」という話がある。

YouTubeなどでアップされているので見たことある人もいると思うが,林先生曰く負けるやつには共通点があるよと。

 

それは,

  1. 情報不足
  2. 慢心
  3. 思いこみ

だとおっしゃっている。

 

それがFXの自動売買トラリピに何の関係があるんだ!と思う人がいるかもしれないが,まさにトラリピ運用試算表を使う,使わないがこれにあたる。

情報不足・・・ロスカットレートを把握していない

慢心・・・レンジを外れないだろうと慢心する

思いこみ・・・願望がこうなるはず!と信じ込む

リスクを見える化し現実を認識する。

俯瞰的に自分の財力,投資能力を確認する。

 

トラリピを始めるのに運用試算表を使わないのは「カモがネギを背負ってやってくる」状態。※「データをとらないパチンカー」とか「練習しない溶接工」とも言う。

すぐ相場に食われて退場することになる。

 

相場は逃げない。

リスクをじっくりと運用試算表で把握しよう。

 

無料で口座開設し運用試算表を使ってみよう!

マネースクエア

トラリピ運用試算表の使い方・見るべき3つのポイント:まとめ

まとめ

トラリピ運用試算表は「ロスカットリスクを知るため」に使う。

トラップ本数でリスクを調整し,レンジ幅は広くとることが大事。

 

見るべきポイントは,

  1. ロスカットされる金額
  2. 必要資金の合計
  3. トラップ本数(値幅)

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マネースクエア

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