現場の溶接は狭隘部が多い。
俺が両利きになった理由。
俺は元々は右利きだが現場では左手のほうが楽な場所ばかり
やらされていた。
どうしても溶接工仲間も右利きが多く,左利きの割合が少ない。
みんなと差別化を図るためにも両利きでどちらもイケるようにした。
俺が勤務している場所はプラントなので他の配管があったり,
配管ラインの理由でどうしても止められない箇所もあり,かなり無理な場所で
溶接させられる。
狭隘部の溶接は左手はもちろん鏡を使ったりして溶接しなければならないため
どうしてもテクニックを要する。
じゃ一つでも苦労する要素を減らそうと思い,両利きになった。
左利きになるにはいい先生がいた。
配管溶接の場合,俺の職場ではほとんどTig溶接だ。
Tig溶接自体が両手を使うので左利きにしようと思うと,
かなり難易度が高い。
特にTigのローリング溶接はホントに苦労した。
最初は何回も挫折しかけた。
それでもしつこく残業時間帯に工場で練習していてわかったことがある。
自分にいい先生がいることを。。。
右手だ。
わからなくなったら右手に聞く。
体の動きを細部にわけて理解していく。
めんどくさいが現場はもっとめんどくさい。
現場を早く終わらせれれば自分の評価にもつながる。
いまではキホン的にどちらでもできる。
右手でも左手でも。
現場の熟練工では当然だ。
なるべく楽な姿勢,体力温存。
効率化。
左利きになるための練習方法。
1.食事は必ず左手で。
箸はかなり練習になる。
利き手とは逆手で箸をもつ。
魚や大豆,麺類はかなり苦労する。
力の抜き方や箸の持ち方も最初はイライラする。
箸で麺をイライラなく食べれれば溶接もだいぶ楽になる。
2.溶接上達には焚くのみ。
実践あるのみ。
練習してやってみる。
トライアンドエラー。
効き目の影響もあるから最初は初心者に戻るが
慣れると左手の恩恵をうけれる。
現場の苦労がかなり減る。
3.文字を書く
これは今でも難しい。
そもそも日本語は右手用に作られてることがよくわかるはず。
特に漢字。
左手で書くとかなり効率が悪い。
頭の体操になるので息抜きにやってみるといい。
現場のオッチャンに聞くとみんな大体練習してる。
なかには絶対に利き手でしか溶接しない!という人もいて
どっちが正解かはわからないが,絶対に現場では楽できる。
ダマされたと思って挑戦してほしい。
溶接工にも差別化の波が。
普通に溶接はだれでもできる。
あなたの特技は何ですか??
人と違うことは正義になる時代がきている。
とにかく差別化。
現場監督もでき資格もたくさん取得し投資家,両利きの溶接工。
こんな感じで。
自分だけですよ。のアピールは大切。
あのホリエモンも肩書きは2つ以上あったほうがいいといっているし。
ピアノが弾けます!じゃなくてピアノとドラムが弾けます!のほうが魅力ある。
これからの時代は特化していて,かつ幅広。
難易度があがる。
挑戦しがいがある時代だ。
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