映画【スターウォーズ9】感想
ついにスターウォーズが終わる…。
皆さんはどんな感想を持ちましたか?
ついにスターウォーズが終わる。
スターウォーズを本格的に好きになったのは,旧三部作(EP4,5,6)がデジタル処理された特別編(1997年)から。
ダースベイダーの呼吸音やライトセーバーのカッコ良さ,物語の壮大さにハマってから約20年。
ついにスターウォーズが終わる…終わってしまう。
2019年5月7日、ウォルト・ディズニー・スタジオがタイトル未定の新作3本を2022年から1年おきに全米公開すると発表。全米公開日はいずれもクリスマス前の週末で、第1作が2022年12月16日、第2作が2024年12月20日、第3作が2026年12月18日となる。
スターウォーズ9を観終わった感想としては,
良かった!
最後を締めくくるに相応しい豪華な映像と昔ながらのファンへのサービス精神。
何回も鑑賞する価値がある作品。
まとめ方が素晴らしく感動した。
しかし,もっと(more)を求めてしまう…。
総合的にはおもしろかったし満足したのだが,ファンとは贅沢なもの。
もっと!を求めてしまう。
今回はそんなスターウォーズ9を鑑賞し,良かった点・悪かった点をまとめた記事。
スターウォーズ9は,何回か劇場に鑑賞に行く予定なので随時追記していく。
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スターウォーズ9【ネタバレ】感想 良かった点
まずは,良かった点から。※以降はネタバレを含むのでまだ観ていない方はご注意ください。
オープニングロールでのサプライズ
映画「スター・ウォーズ」シリーズでおなじみの、下から上に文章がスクロールするオープニングシーンでのサプライズ。
そのサプライズとは…「パルパティーンは生きていた!」
新作を完全な予備知識なしで観たかったので情報を仕入れてなかった俺は結構びっくりした。
パルパティーンは生きていた!ってあれ!?エピソード6でダースベイダーに殺されたんじゃ…。
落ちていったよな…。あれっ…。
と思っているうちにオープニングが終了。
本編でもパルパティーンの復活した経緯は触れられず,最後はレイの元気玉みたいな「フォースライトニング返し」により物体としての体は消滅した。
パルパティーン本人も本編の中で「ワシは死んでおる」って言っており謎だが,恒例の儀式だけのオープニングロールではなかったと言う点は良かったと感じた。
そうきたか(笑)
と思わずニンマリしてしまった。
音楽
「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」の音楽担当はEP1〜8全スターウォーズシリーズの音楽を担当しているジョン・ウィリアムズ。
やっぱりスターウォーズの音楽は素晴らしい!
オープニングのあの音楽で鳥肌立つ人は俺だけではないはず。
あああーー今から始まるーーー。ゾクゾク。
随所にダースベイダーのテーマや帝国軍の懐かしい音楽が挿入されており,今回は集大成といった音楽となっていたのも良かった点。
またスターウォーズシネマコンサートで観たい!
やっぱりジョン・ウィリアムズ最高。
ハンソロ登場&名言「I konw」(わかってる)再び
カイロレン(ベン)が母レイアが死んだと知り途方に暮れているシーンで,まさかのハンソロ登場!
息子(カイロレン)に殺されたはずのハンソロが復活か!?と思ったらスターウォーズお得意の幽体離脱だったけど。
登場するとは思ってもみなかったので感動した。
おまけに改心したベンに対し,名言「I konw」を言うなんてお洒落!って感じ。
ハン・ソロが言った名言とは…エピソード5での出来事。
冷凍保存される寸前、レイア姫とハンソロにはこんなやり取りがあった。
レイア姫「I love you あなたを愛してる」
ハン・ソロ「I know 分かってるよ」
これが今回はカイロレン(ベン)と交わすシーンがある。
JJエイブラムス監督サービス精神あるよね!
ランド・カルリジアン!
EP5(帝国の逆襲),EP6(ジェダイの帰還)以来の登場で,実に36年ぶりにスターウォーズシリーズに帰ってきてくれたランド・カルリジアン(ビリー・ディー・ウィリアムズ)。
ルークと惑星エクセルゴルを探して行動を共にしていたらしく,颯爽と弓でトルーパーを倒し登場。
あの笑顔が好きなんだよね…。
本編最後の激闘でもミレニアムファルコンをチューバッカと共に操縦し活躍。
エンディングで元トルーパー「ジャナ」とは,娘らしき会話を交わし未来を予感させる演出も。※ネット界隈では過去に誘拐された娘説が有力。
とにかくランド・カルリジアンがスターウォーズシリーズに帰ってきた!ってだけで嬉しかったオールドファンも多かったはず。
JJエイブラムス監督わかってるね!
スピード感ある展開
2時間半近くの上映時間でトイレ行く間がないぐらい内容は詰め込まれている。
実際,映画館の温度が寒くてトイレに行きたくなったが,行くタイミングがなかった。
テンポよくストーリーが進んでいくのは良かった点。
ずっとエンターテイメントしているので,時間を忘れて作品に入り込める。
説明ぽい映画嫌いなんですよね…。
チューバッカの死亡に涙…死んでないやん!
チューバッカがあっさり捕まるという設定も突っ込みどころ満載だが,それは置いといてレイとカイロレンがチューバッカが拿捕され乗っているとされる飛行船をフォースの力で取りもどそうとカイロレンともみ合いしている最中,レイのフォースのバランスが変わりパルパティーン一族であるあかし「フォースライトニング」が勝手に出てしまい飛行船を破壊。
嘘っ…。
チューバッカ死んだん…。
涙,涙,涙…。
スクリーンが涙でゆがんだ。
オールドファンには,すごいショッキングな出来事だったはず。
ショッキングすぎて色々チューバッカとの思い出に浸りながら鑑賞を続けていると,ひょっこりチューバッカが!
実は死んでませんでしたーーー。ってオチ
そんなオチかい!!!(笑)
チューバッカが飛行船に乗ってるかどうかなんてフォースの力でわかるやろ!
びびらすなちゅうねん。
でもチューバッカ生きてて良かった。
泣いてしまったけど自分のチューバッカの好きさが知れて良かった。
俺って結構好きやったんや,チューバッカのこと…。
EP4で貰えなかったメダル貰えて良かったね,チューイ。
カイロレンの改心
ダースベイダー同様,カイロレンも改心。
なぜか復活したヘルメットを脱ぎ去り,パルパティーンをレイと共に倒す。
エピソード6でパルパティーン倒した時と一緒やん(笑)
というツッコミはあるが,カイロレンがそのまま悪役として描かれずに良かった。
でもカイロレン(ベン)が死闘で力尽き死んだことによって,ハンソロ一家が全員死亡したんだよね…。
レイ役(デイジー・リドリー)の自然な演技
個人的にはルークスカイウォーカー役のマーク・ハミルより断然好き。
演技が自然に見え透明感がある。
ルークがなんであんなに汚い格好しているかは謎…。
エピソード9スカイウォーカーの夜明けでもレイの自然体演技は健在ですごく好感がもてる。
顔立ちが綺麗でジェダイというよりは,姫だけども…。
またスターウォーズシリーズに登場してほしいな。
朽ちたデス・スター
デス・スター宇宙空間で爆発したんちゃうんかい!(笑)
しかも大事な地図である「ウェイファインダー」回収せずに…。
というツッコミはあるが,デススターが登場してくれるだけでも,オールドファンは嬉しい。
デススターを巡っての戦闘シーンなどがフラッシュバックし懐かしかった。
スカイウォーカー家物語の最後
最後のレイが苗字を聞かれ「レイ・パルパティーン」と答えず「レイ・スカイウォーカー」と答えるシーンは賛否両論あるだろうが個人的にはすごく良かったと思う。
あそこで「レイ・パルパティーン」って言ったら全然締まりがない終わりだろうと思う。
「レイ・スカイウォーカー」って言うことで新しい未来を予感させる。
その後…が観たくなるが永遠に終わらないので,これで良かったのだろう。
気持ちの良いエンディングだった。
スターウォーズ9【ネタバレ】感想 悪かった点
スターウォーズ9には基本的に満足している。
が…記事冒頭でも書いたがもっと!を求めてしまうのも事実。
「もっとこうだったら,さらに満足度が上がるのに」ということを以下に書いていこうと思う。
「パルパティーンサーガ」になってしまってない??
スカイウォーカーサーガであるはずが,「パルパティーンサーガ」とも言える物語になってしまっていること。
クローンであるスノークを操っていたのもパルパティーンだし。
最後の敵がパルパティーンであることで成立した物語ではあるけども…
誰がスターウォーズシリーズ通しての主役かわからないことに…。
レイの両親の説明がなさすぎ
レイはパルパティーンの孫。
孫ということは両親がいるってことになるが,両親が何をしていた人で,どうなってレイをすてることになったのかがすごくわかりずらい。
スピンオフシリーズや2022年から始まる新シリーズで何かあるのを期待したい。
イウォークの不当な扱い
人気あるキャラのイウォークの登場は最後の一瞬だけ。
しかも何故そこに居るのか不自然。
無理やりオールドファンを楽しませようとしてくれたみたいだが逆効果だと思った。
あんな登場ならいらない演出。
ライトセーバーでの戦闘がイマイチ
新鮮味がない,迫力がない,スピード感がないの3拍子。
グリーバス将軍とオビワン・ケノービ,ドゥークー伯爵とヨーダ,ダースベイダーとルーク,アナキンとオビワンなど数々のセイバー戦の中で今回が一番ショボかった。
スターウォーズの醍醐味であるライトセーバーでの戦いをもっと派手にしてほしかった。
ライトセーバーの使い手が,カイロレンとレイしかいないのも原因の一つ。
宇宙戦も迫力不足
フィンとジャナの船の上での活躍に時間を割きすぎて宇宙戦のドッグファイトが少なかったのも残念だった点。
思わず体を動かしてしまうような,手に汗握るような空中線がもっとあれば良かった。
アナキンとR2-D2,ハンソロの宇宙戦は楽しかった…。
エピソード4,5,6のストーリーの焼き直し
大まかなストーリーの進行がエピソード4,5,6と同じ。
過去作へのリスペクトからわざとそうしているのはわかるが,新要素がもっとあっても良かったのではないか。
毎回,敵が近親者ではスターウォーズの深みが限定されてしまう。
2022年から始まる新シリーズでは,雰囲気がガラッと変わることを期待する。
オールドファンの期待を裏切るぐらいの展開が理想。
スターウォーズシリーズを観ていないとEP9は楽しめない
シリーズ物の致命傷でもあるのが,過去作品を鑑賞していないと楽しめない点。
こればっかりはどうしようもないが,やっぱり過去8作品を鑑賞できる人はかなり限定される。
映画の予告編に過去を一気に振り返れる総集編を作れば新規を取り込めると思う。
で本編上映前に流す。といいのでは?
まとめ
良かった点や悪かった点あるけど結局おもしろかった!劇場上映している間に何回か足を運びたい。スターウォーズシリーズはこれから何回も観ることになるだろう。
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