★★★★

映画「LUCKY/ラッキー」をAmazonプライムで観た感想,評価,レビュー(ネタバレあり)

90歳のじいさんの日常を淡々と描き「死」について考えさせられる映画

 

大好きだったハリー・ディーン・スタントンがずっとずっと仏頂面をしているんだ。なんだか観ていてやんなっちゃう。でも・・・でもね・・・ハリーが歌い出すんだ。メキシコの素敵な家族の前で・・・
是非スクリーンでハリーの姿を見届けて欲しい。ハリーの美しく優しさに満ち溢れた歌声を・・・

LUCKY公式サイト コメントより引用ー竹中直人

今回紹介する映画「LUCKY/ラッキー」は,名脇役で知られるハリー・ディーン・スタントンが演じる90歳の元気で頑固なじいさんが「死」について考え始める過程を描いた映画。

Amazonプライムでちょっと変わった映画を探していたらハリー・ディーン・スタントンの顔が前面に押し出されているアイキャッチだったのと予告編もカッコ良かったので観てみることに。

 

映画「LUCKY/ラッキー」の予告編はコチラ

 

映画「LUCKY/ラッキー」を観終わったあとこんなツイートをした。

90歳の淡々とした日常とアメリカ南西部の乾燥した風景が妙にマッチしていて思わずずっと集中して見てしまった。

この映画にはアクションシーンやあっおどろくトリックなど最近の刺激の強い映画の要素は一切ない。

90歳のじいさんが淡々と日常を過ごし「死」と向き合っていく過程を描いているだけの映画。

なのだが…ハリー・ディーン・スタントンの演技や町の住民との掛け合いが楽しくかつホッコリしていつの間にか画面に集中して見てしまっていた。

映画「LUCKY/ラッキー」はぜひとも30代後半〜の人に多く見てもらいたい映画。

きっと若い人には退屈な映画としてしか映らないだろう。

「死」について考えるには映画「LUCKY/ラッキー」の中の出来事を自分のことのように感じることができる年齢じゃないと響かないはず。

 

映画「LUCKY/ラッキー」はAmazonプライム会員なら無料で鑑賞することができるので興味があれば楽しんで欲しい。

プライム会員じゃなくても30日間は無料!

映画「LUCKY/ラッキー」総合評価・あらすじ

総合評価

星4つ。

ハリー・ディーン・スタントンの演技がいい!

街の人との掛け合い,孤独と向き合う姿勢,カウボーイスタイルへのこだわり。

90歳のじじいなんだけどカッコいい。

人生は「何もない日常」の繰り返しが幸せで「死」は怖がる必要がないんだというのが映画「LUCKY/ラッキー」のハリー・ディーン・スタントンの演技を鑑賞すると思えるような気がする。

街のラッキーの友人たちもいい味を出しており,リクガメを通じて「終活」を考えるデヴィッド・リンチ演じるハワードやダイナーの店主ジョー,バンドオブブラザーズでニクソン大尉を演じたロン・リビングストン(弁護士役)など個性豊かな俳優陣で会話のリズムが心地いい。

残念なのは万人受けする映画ではないこと。

「死」をテーマにしているのでどうしても若い人には刺さらないと思う。

残念ながら主演のハリー・ディーン・スタントンは91歳の2017年9月、この世に別れを告げた。

映画「LUCKY/ラッキー」は「遺作」となる。

 

あらすじ

神など信じずに生きてきた90歳のラッキーは、今日もひとりで住むアパートで目を覚まし、コーヒーを飲みタバコをふかす。いつものバーでブラッディ・マリアを飲み、馴染み客たちと過ごす。そんな毎日の中でふと、人生の終わりが近づいていることを思い知らされた彼は、「死」について考え始める。子供の頃怖かった暗闇、去っていった100歳の亀、“エサ”として売られるコオロギ  小さな町の、風変わりな人々との会話の中で、ラッキーは「それ」を悟っていく。

現実主義で一匹狼、すこし偏屈なラッキーを演じるのは、2017年9月に亡くなったハリー・ディーン・スタントン。名バイプレイヤーとして知られるジョン・キャロル・リンチが、全ての者に訪れる人生の終わりについて、スタントンの人生になぞらえて描いたラブレターともいえる初監督作品である。また、ラッキーの友人役として、映画監督のデヴィッド・リンチが出演。実際、長きにわたる友人である彼らを当て書きした脚本は哲学的で示唆に富んでおり、彼らの”素”を思わせるやりとりを見ることができる。

「死」について90歳のじいさんの日常を淡々と描くことによって表現した映画。

観終わった後は「死」について楽観的になれた気がした。

映画「LUCKY/ラッキー」のここが良かった!

映画「LUCKY/ラッキー」の良いなと思った点を3つ挙げるならば,

  1. アメリカ南西部の風景
  2. 「死」について楽になれる
  3. ハリー・ディーン・スタントンの演技

 

アメリカ南西部の風景

アメリカ南西部の乾燥した壮大な風景とよぼよぼのじいさんの対比がいい。

今から「死=闇」に向かって歩くじいさんと容赦ない太陽

光と闇。

最後は光しかないと気づくラッキー。

ボケーーと壮大な風景を眺めていると「死」なんてどうでもいいと思えた。

アメリカ合衆国南西部とは、アメリカ合衆国の南西に位置する地域のこと。単に南西部とも呼ばれる。この地域は北部よりも暖かく、東部よりも乾燥している。この地域の中心となっているのはアリゾナ州とニューメキシコ州にまたがる砂漠地帯である。

Wikipediaより引用

 

「死」について楽になれる

この映画を観れば「死」について楽になれる。

みんな「死」は怖い。

けども生きるしかない。

・何もない日常を日々精一杯生きること

・何もない日常が一番幸せであること

が重要で明日死んでも今日死んでも運命。

そんな当たり前のことを思い出させてくれる映画だった。

 

ハリー・ディーン・スタントンの演技

俺が演技のことを語るのは偉そうでおこがましいが,ハリー・ディーン・スタントンの演技はカッコいい。

語る言葉語る言葉が全て格言に聞こえる。

「孤独と一人は同じじゃない」

「所有はまやかしだ。権力は主観的なものだからだ」

「調子はどう?」「俺が知りたいよ」

など。

90歳のじじいが語るから深い。

映画「LUCKY/ラッキー」はハリー・ディーン・スタントンの演技なくして存在しえないとすら思える映画だった。

映画「LUCKY/ラッキー」の印象に残ったシーン

俺が映画「LUCKY/ラッキー」を観て一番印象に残ったのは,ラストシーン間近の新芽の出たサボテンを見上げてタバコを吸うシーン。

なんとも言えないハリー・ディーン・スタントンの表情と何か「死」について吹っ切れた感がある態度。

あのシーンで観ている俺も一気に肩の力が抜けた。

地球上の至る所で,生命が生まれては死に生まれては死に。

人生ってこんなもんだろ?とハリー・ディーン・スタントンに言われてるようで一番印象に残った。

映画「LUCKY/ラッキー」はこんな人にオススメ!

映画「LUCKY/ラッキー」をオススメする人は,

  1. 生き方に悩んでる人
  2. 「死」を恐れてる人
  3. ハリー・ディーン・スタントン最後の渾身の演技を体験したい人

かな。

 

30歳後半〜の人が観れば自分に置き換えて鑑賞できるはず。

「死」という現象について考えさせられる映画だった。

 

Amazonプライムでの無料視聴期間もいつまでかはわからないのでDVDとして家に置いておくのもいい。※Blu-ray版は未発売

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映画「LUCKY/ラッキー」まとめ

まとめ

映画「LUCKY/ラッキー」は名優ハリー・ディーン・スタントンの遺作。

「死」を意識しだす,30代後半〜の人には突き刺さるだろう。

 

ハリー・ディーン・スタントンの代表作はコチラエイリアン/ディレクターズカット

 

映画「LUCKY/ラッキー」はAmazonプライム会員なら無料で鑑賞することができるので興味があれば楽しんで欲しい。

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