自分は何者なのか?日本人とは?に興味が湧かないわけない
近所の本屋に仕事(溶接)でフラフラになりながら,パッと目についた本が「日本国紀」。本の帯にデカデカと赤文字で
私たちは何者なのか?
日本通史の決定版!
と書いてあり日本国や日本人の歴史に興味が湧いた。学校で歴史は習ったけど,自主的じゃなく強制的に勉強させられていただけで歴史に興味が湧いたのは初めて。結構分厚い本で購入を迷ったが年末で時間に余裕があるので買うことにした。
読んで見たら読破はあっと言う間。遠い昔に思いを巡らしたり,戦国時代にときめいたり,近代戦争に涙したり一気に時間を忘れて読んでしまった。
歴史の教科書にしてもいいぐらいこの本は真実が書いてあり,面白い。
「日本国紀」総合評価・あらすじ
総合評価
むちゃくちゃ面白い。星4.5にしたのは参考文献一覧をつけて欲しかったから。日本通史の本なので一つ一つの事象を深く掘り下げてはいない。どんな文献を参考にしたのかを一覧でもいいので巻末にでも表記してくれたら最高評価だった。
「日本国紀」の内容とは関係ないが,kindle版がないのも残念な点。分厚いので持ち歩くにはなかなか大変。久々に紙の本を読んだが,分厚い本だけに読書してる感があって案外良かったことも書いておこう。
あらすじ
私たちは何者なのか――。
神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に、
独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。
本書は、2000年以上にわたる国民の歴史と
激動にみちた国家の変遷を「一本の線」でつないだ、
壮大なる叙事詩である!当代一のストーリーテラーが、
平成最後の年に送り出す、日本通史の決定版!
日本の歴史の本。
全13章と終章で区分され,それぞれ時代別に分かれており縄文時代〜平成までを時系列で読むことができる。
「日本国紀」のここが良かった!
「日本国紀」が面白いと思った理由は3つ。
- 学校で習った歴史(通史)とは違う
- 百田尚樹さんのコラム
- 正当評価されていない重要人物の掘り下げ
学校で習った歴史(通史)とは違う
特に大東亜戦争時〜戦争後の朝鮮や韓国,中国との関わり合い方が学校で教えてもらった内容と違うので驚いた。侵略戦争ではなかったし,南京大虐殺や従軍慰安婦問題,首相の靖国神社参拝問題など真実は違ったということをこの本で初めて知った。
「日本国紀」を読めばマスコミを絶対正義のように思うのは危険だということがわかる。
特に朝日新聞はもう買いたくない(笑)←本を読めばわかる。
百田尚樹さんのコラム
時折はさみこまれるコラムが面白い。歴史の裏話や補足説明がしてあるコラムだが,ついつい楽しみにページをめくってしまう。本を読み終わってコラムの部分だけまた読み返すぐらい内容が濃いコラムなのでぜひコラムも飛ばし読みせず楽しんでほしい。
正当評価されていない重要人物の掘り下げ
日本初の西洋式帆船を完成させた江戸川太郎左衛門(えどがわたろうざえもん),中浜万次郎の数奇な運命や幕末での活躍,司馬遼太郎に明治の父と言われた小栗忠順,義和団の乱,日英同盟の影の立役者,柴五郎など。日本の歴史に重要な役割をはたした人物が。数多く紹介されている。
重要人物を正当に評価し紹介していくのは日本人として凄く大事なこと。日本にも頭脳明晰で芯が通った人物が過去にたくさん存在したことを知れるのは日本人として誇らしいし,単純に嬉しい。
「日本国紀」の印象に残ったセリフ・シーン
これはポツダム宣言受託のシーン。
日本が歴史上初めて敗戦を決める会議はとんでもなく重く,読んでいて唇を知らぬ間にグッと噛んでいた。アメリカのやり方も大嫌いだし,原爆投下はもっと避難していい。自分の住む国「日本」が敗戦国となり,GHQや朝鮮人にむちゃくちゃにされるのを読むのは本当に辛かった。
「日本国紀」はこんな人にオススメ!
日本人として全員に読んで欲しい。
間違った歴史認識やマスコミに操作された事実など真実を全国民に知って欲しい。この本を読めば日本のことがもっと好きになると思うし,自分で真実を調べたくなる。
大東亜戦争がなぜ始まったか?日本国憲法がどうやって作られたのか?が書かれている第9章からでも十分この本の元はとれる。
まとめ
「日本国紀」は全国民が読むべき本。日本人とは?日本国とは?がわかりやすく時系列で読める日本の歴史の教科書。全国民が歴史の真実を知ることが重要。一家に一冊レベルの本!
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