メルー峰に取り憑かれた3人の男のドキュメンタリードラマ
山に疎い方でも「エベレスト」の名は聞いたことがあると思う。エベレストがゲームで例えるところのラスボスだとしたならば、「メルー」は隠しボス 裏ボスだ
MERU公式サイト試写室の声より
今回紹介する映画「MERU/メルー」はメルー峰というヒマラヤ山脈最難関(難攻不落の岩壁で過去一人の成功者も出していない、もっとも困難な直登ルート)と言われている前人未踏の6,660mの山に3人の登山家が挑むドキュメンタリードラマ。
予告編をたまたまYoutubeで観たとき映像の迫力が凄くて,すぐにAmazonプライムで検索したらプライム会員特典で無料だったので鑑賞することにした。
映画「MERU/メルー」の予告編はコチラ
映画「MERU/メルー」を観終わったあとこんなツイートをした。
Amazonプライムで映画「MERU/メルー」鑑賞。
3人の登山家たちそれぞれに試練が立ちはだかる。
いかにして人間は困難に立ち向かうべきか?
生きるアイデンティティとは?
自分に問いかけられているようで最後まで目が離せなかった。
傑作ドキュメンタリーです。https://t.co/1RAlDpRMLH
— Mac好きな溶接工@職人の概念をぶっ壊す! (@kaisyabaibai) January 12, 2020
とにかく3人の登山家たちの目標を達成したいという執念が凄くて圧倒された。
ここまで取り憑かれるものなのか…。
成し遂げる人の共通点「執着心」。
映画「MERU/メルー」の主役3人(コンラッド・アンカー、ジミー・チン、レナン・オズターク)から「お前は目標達成のためにここまでできるのか?」と問いかけられているような感覚を映像を通じて感じた。
映像も垂直以上の氷壁をピッケルやアンカーを使いよじ登る様子をハンディカムやドローンで撮影していてリアルで迫力満点。
※映画の撮影映像はジミー・チンとレナン・オズタークによるもの。彼らは登山家でもあり撮影者・監督でもある。
まるで自分がメルー峰にいるかのような映像を観ることができる。
信じられない出来事が3人を襲い,メルー峰の優美で荘厳な映像の数々。
映画「MERU/メルー」は傑作ドキュメンタリードラマで登山に興味ない人も全然楽しめる。
映画「MERU/メルー」はAmazonプライム会員なら無料で鑑賞することができるので興味があれば楽しんで欲しい。
プライム会員じゃなくても30日間は無料!
映画「MERU/メルー」総合評価・あらすじ
総合評価
圧倒!圧倒!圧倒的!!!!!
映像もストーリー展開も。
実話ってところが信じられない。
もう星は満点。
事実にひれ伏すしかない。
- コンラッド・アンカーの師弟愛と器量のデカさ。
- ジミー・チンのプロフェッショナルさ。
- レナン・オズタークの不屈の闘志と意地。
マジで感動した。
絶対に諦めない姿勢,仲間を信じる勇気,自分との戦い,家族の戦い全部入り。
下手な映画より全然おもしろい!
あらすじ
2008年10月、コンラッド・アンカー、ジミー・チン、レナン・オズタークの3人はメルー峰へ挑むため、インドに到着した。7日間のはずだった登山は、巨大な吹雪に足止めされ、20日間に及び挑戦は失敗に終わった。敗北感にまみれた3人は、普段の生活へ戻っていく。ところが故郷へ帰ったとたん、肉体的にも精神的にも苦しい数々の苦難に見舞われる。一方、心の中のメルーの呼び声が止むこともなかった。そして2011年9月、コンラッドは2人の親友を説得し、シャークスフィンへの再挑戦を決意。それは前回以上に過酷なチャレンジとなった……。
事実は小説よりも奇なり。
映画「MERU/メルー」は実話だ。
フィクションのような出来事がそれぞれ3人に起こる。
こんなことが世界で起こっていたなんて…。
驚愕すること間違いなし!
映画「MERU/メルー」のここが良かった!
映画「MERU/メルー」の良いなと思った点を3つ挙げるならば,
- コンラッド・アンカーの器量のデカさ
- 氷壁や雪山の美しさと恐ろしさ
- レナン・オズタークの執念の復活
コンラッド・アンカーの器量のデカさ
コンラッド・アンカーって人は本当に器量がデカイ!
- 師匠が成し遂げられなかったメルー峰に挑戦し続ける(3回目でやっと登頂成功)
- メルー峰の最初の頂上踏破を相棒のジミー・チンに譲る
- レナン・オズタークを信頼し切って励まし続ける
- 師匠を雪崩事故で亡くしたあと師匠の家族と暮らす
など。
わきまえてるというか人として出来てると言うか…。
我は強いのだろうけど人情味があるというか。
武士と言っていいぐらいの器量の良さ。
リーダーってこうあるべきって姿が映画「MERU/メルー」全編にわたって溢れ出ている。
山という極限状態では人間の本性が出るはず。
そんな中ジョークを忘れず,かつ冷静に判断するのだから尊敬するしかない。
氷壁や雪山の美しさと恐ろしさ
この映画を観るまではエベレストが世界で一番難しいと思っていた。
しかしメルー峰はエベレストの比ではないらしい。
※メルー峰はヒマラヤ山脈最難関と言われている。
なんせ16日間!かかっても10m進まないなんてことがあるのだから…。
映画の映像は恐怖感と美しさとが同居し観るものを圧倒する。
こんなとこ登れんのか??
てか氷の壁が90°以上ある…。
氷壁にテント張って全然熟睡できないまま何日間も吹雪で足止めとか。
けど雪山の映像は美しいな…。
と美しさと恐ろしさを感じながらハラハラドキドキしながら映像に没入していける。
※映画の撮影映像はジミー・チンとレナン・オズタークによるもの。彼らは登山家でもあり撮影者・監督でもある。
レナン・オズタークの執念の復活
レナン・オズタークは1回目のメルー峰失敗後,ジミー・チンと別の仕事中に大事故にあってしまう。
医者からは登山にはもう二度と戻れないだろうと言われながら,執念の復活で2回目のメルー峰へ挑戦しコンラッド・アンカー,ジミー・チンと共に登頂を成し遂げる。
この復活劇が凄い!凄すぎる!
大事故で頭蓋骨はパックリ割れてるもんの頸椎は骨折してるもんの体がグチャグチャになったあとでの復活。
しかもたった5ヶ月で。
人間離れしすぎでしょ。
目標って怖いと感じたと当時にここまで熱くなれる人生をちょっと羨ましく思った。
俺も熱く生きたい!と強く感じた映画「MERU/メルー」。
映画「MERU/メルー」の印象に残ったシーン
何回もメルー峰に挑戦しやっとの思いで成功した時に見せたコンラッド・アンカー、ジミー・チン、レナン・オズターク3人の表情。
各自いろんな想いが交錯しただろうし,悲願を達成した喜びも感じながら見せた表情はすごく印象に残った。
自宅で何の関係もない俺がガッツポーズしたのだから…。
本当に感動した。
映画「MERU/メルー」はこんな人にオススメ!
映画「MERU/メルー」をオススメする人は,
- 極限の映像を体験したい人
- 人間の究極の意地を見たい人
- 人生に迷ってる人
かな。
何か人生の転機で観ると何かしらの勇気をもらえるはず。
Amazonプライムでの無料視聴期間もいつまでかはわからないのでBlu-rayとして家に置いておくのもいい。
まとめ
映像美と嘘のような人間ドラマに圧倒された映画「MERU/メルー」。
人生の転機や勇気をもらいたい時に観るのがオススメ。
ジミー・チンの最新作(アカデミー賞受賞!)はコチラフリーソロ
映画「MERU/メルー」はAmazonプライム会員なら無料で鑑賞することができるので興味があれば楽しんで欲しい。
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