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【石川イベント】金沢市めいてつ・エムザで「テディベアの世界展」を鑑賞

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ぬいぐるみに縁のない溶接工が「テディベアの世界展」を鑑賞したら?

 

ぬいぐるみは幼稚園以来興味もなく,買ったこともない。全く興味がない分野ではあるが,たまには違う分野の作品を鑑賞することは,仕事にもプライベートにもいい影響をもたらすことはいろんな美術品鑑賞で経験済み。

 

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底辺溶接工がテディベアを鑑賞したらどんな化学反応が起きるのか?自分でも楽しみで,石川県金沢市のめいてつ・エムザで開催されていた「テディベアの世界展」を鑑賞した。

 

結果:テディベアの世界に虜!!

 

テディベア一つとってもいろんな想いや技術が詰まっており奥が深い。「テディベアの世界展」で勉強したこと,感想を記事にしたい。

テディベアとクマのぬいぐるみの違い

そもそも「テディベア」「クマのぬいぐるみ」の違いもわからない俺は「テディベアの世界展」を見る前にググって見た。

解説:テディベアとは?

テディベアには基本的に厳密な定義はありません。 現在ではクマのぬいぐるみ全般をテディベアと呼んでいます。 ドイツのシュタイフ社、イギリスのメリーソート社に代表されるような伝統的なテディベアは、 良い品質のもので、丈夫なもの、手、足、首がジョイントで可動するものを特徴としています。 抱き心地もよく、こども達が乱暴に取り扱っても壊れにくく、 100年以上経ってもきれいな状態で残っているものがあります。

日本テディベア協会より引用

あっそうなんやって感じ。

テディベア=クマのぬいぐるみ

ってこと。

 

解説:伝統的なテディベアとは?

手足や首が可動する様に、金具や糸等でジョイントされたぬいぐるみの事。
テディベアの生地に使用されるものはモヘア(山羊の毛)やアルパカ(アルパカの毛)等高級材料であることが伝統的なテディベアの条件。

 

ちなみテディベアの名前の由来も調べて見た。

テディベアの”テディ”というのは、 アメリカ第26代大統領セオドア・ルーズベルトの愛称からきています。 1902年の秋、ルーズベルト大統領は熊狩りに行き、瀕死のクマに出くわしました。 ところが、大統領は打ち殺すことを拒み、その熊を助けました。 その出来事が美談としてクリフォードベリーマンの風刺画とともに、 ワシントンポスト紙に掲載されました。 それを見たお菓子屋さんが、一体のクマのぬいぐるみを作り、 セオドア・ルーズベルトのニックネーム”テディ”をもらって”テディベア” と名付けたのがはじまりと言われています。 同じ頃、ドイツのシュタイフ社がライプチッヒで行われた博覧会に熊のぬいぐるみを出品しました。 それがアメリカのバイヤーの目にとまり、3000体の注文を受けアメリカで大ブームが巻き起こり、 これもテディベアとよばれるようになってこの名称が定着したようです。

日本テディベア協会より引用

へええーーー。なるほど。

 

テディベアについて浅く予備知識を得たところで「テディベアの世界展」へレッツゴー!!

「テディベアの世界展」とは?

めいてつ・エムザで開催されていた「テディベアの世界展」とは,国内外アーティストたちの作り上げたまさに逸品と呼ばれるテディベアたちが勢揃いし,販売しているイベント。

国内外のアーティストのテディベアが勢揃い!

何百体あるんだろうか…….。クマだらけ。

なにか惹かれるクマたちだらけ。

テディベア界では知らない人はいないと言われている,18年連続で海外のコンクールで受賞を続けている世界で唯一の作家、カリン・デ・ロレンツォの作品(石川のめいてつ・エムザの会場では写真とは違うベアを販売していた)

オールドスタイルのベアにこだわり、数々の賞を獲得しているマリナ・オセトロバ(石川のめいてつ・エムザの会場では写真とは違うベアを販売していた)

カリン・デ・ロレンツォとマリナ・オセトロバの写真は玉ろぐ(佐賀玉屋発信ブログ)より

 

値段も色々あり,カリン・デ・ロレンツォの作品は多くのコレクターに支持され市場に出てくるベアはとても少なく、入手困難な「幻のベア」と呼ばれ販売価格は1体(100万円前後!)で販売されていた。安いアーティストでも1万円前後はしていたので買うのは覚悟が必要。

 

しかし,世界に1体しかない手作りの1品物だらけなので限定品に弱い俺はむちゃくちゃ欲しかった。特にマリナ・オセトロバの作品(40万円前後)はどこか愛らしく所有欲を駆り立てられた。

「テディベアの世界展」を鑑賞した感想

「テディベアの世界展」を鑑賞して思ったことは4つ。

  1. 自然と笑顔になる
  2. 純粋に家に連れて帰りたくなる
  3. 人生には余白が必要な事を教えてくれる
  4. モノの価値を決定するのは自分

 

自然と笑顔になる

これは説明はいらないだろう。クマのぬいぐるみを見て怒り出す奴はいない。ほとんどの人が笑顔になるだろう。

 

そんな商品はなかなかない。

 

見るだけで笑顔になれる商品。テディベアにはそんな魅力がある。

 

純粋に家に連れて帰りたくなる

限定品。しかも1点物。この世で一つ。手作り。

 

コレクター魂が揺さぶられる。

 

見れば見るほど家に連れて帰りたくなる。

 

人生には余白が必要な事を教えてくれる

テディベアが生きていく上で必要か?と問われれば必要ない人が大多数だろう。しかしながら,人生には余白の部分が必要だと思う。それがテディベアなのか,食事なのか,いろんな趣味なのかはそれぞれが決めればいい事。

 

手作りでしっかりと愛情込めて作り込まれたテディベアを見ているとそんなことも教えてくれる。

 

モノの価値を決定するのは自分

時計に100万円出す人もいれば,テディベアに100万円出す人もいる。

 

価値を決定するのは自分だという事。

 

人の価値観を他人が計ることはできない。「テディベアの世界展」を鑑賞して,改めて人の趣味や価値観を否定するのはやめようと思った。

めいてつ・エムザの場所

めいてつ・エムザホームページ

石川県金沢市では老舗の百貨店。

まとめ

自分が知らなくておもしろい世界は,まだまだ存在する事を確認できたイベントだった。お金に余裕ができたらマリナ・オセトロバのテディベアを手に入れたい。

 

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