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溶接工に美術品鑑賞が必要な3つの理由。野々市カレードで富田菜摘展。

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溶接工は美術品鑑賞が必要!?野々市カレードで富田菜摘展。

 

3連休を利用して石川県野々市市にある

野々市カレードへ行ってきた。

 

野々市カレードとは

石川県野々市市文化交流拠点施設「学びの杜ののいちカレード」は、図書館市民学習を融合させた新しいカタチの生涯学習施設。

サービスに

•図書館
•市民学習センター
•憩いの広場
•カフェ

が併設されていていろんなイベントが行われている。

 

目的は,富田菜摘展「ものもの いきもの」の鑑賞。

入場料無料。

『ものものいきもの 富田菜摘展』開催!

 

美術品と溶接工。

アンバランスな響きだが溶接工でも美術鑑賞は必要だ。

 

今回は溶接工に美術鑑賞が必要な理由と

富田菜摘展へ行った感想を

記事にしたいと思う。

 

溶接工に美術鑑賞が必要な3つの理由。

「見る目」が養われる

 

いろんな美術品をみることによって

「見る目」が養われる。

 

いろんな角度,思い,感じ方,色,形。

 

芸術家は人と見えているものが違う。

それを考えることや,鑑賞することによって溶接にも応用できる。

今回のビードの感じはは電流が高いとか,

配管のルート図はこうした方が見やすいとか,

アーク長の違いによる溶接音の聞き分けとか。

 

いろいろ「見る目」が変わってくる。

 

 

作品を作る意欲がわく

 

溶接は芸術作品だと思う。

 

ひずみがないように考え溶接したり,

綺麗なビードになるまでやり直したり,

配管の口径に合わせてビード幅を考えたり

一つ一つの仕事が芸術作品だ。

 

美術品を鑑賞すると職人魂に火が付く。

俺ももっといい作品を作りたい!って意欲がわく。

 

 

リフレッシュできる

 

芸術作品はモノの価値や人の生き方を変える。

価値観が違う人の作品に触れることによって

自分の生き方を考えるキッカケになる。

 

特に自分より年下のアーティスト作品には刺激を受ける。

 

理由は,なにか先を越された感じがするからなのか,

ただ単に嫉妬なのかわからないけど。

 

自分には考えもつかないような作品を鑑賞すると,

嫉妬,憧れ,妬み,感動,あらゆる感情が揺さぶられる。

そのことによってこれからの生き方や過去の生き方を

じっくり考えるいいキッカケになる。

富田菜摘展「ものものいきもの」を鑑賞して。

富田菜摘さんのプロフィール

富田菜摘(とみた・なつみ)は1986年東京生まれ。

多摩美術大学油画科在学中の2007年に初個展後、東京、名古屋、大阪などのギャラリーで個展を開催。

その後、「妻有アートトリエンナーレ」、「高島屋美術水族館」など多くのグループショウで作品を発表。

2009年にはシンガポールに滞在し、現地で集めた金属廃材や新聞紙などの素材で制作。

身近にある廃材を使ったワークショップ、店舗やTVスタジオのディスプレイ、ミュージックビデオのアートワークなど多方面で活躍。

現在最も注目される若手作家のひとり。

 

ずっとアーティスト。

驚いたのは大学在学中にはもう個展を開いてること。

『大自然の生き物』を『都市の廃材』という対照的な素材で作ろう」と考えた。

美大受験予備校での自由制作時にはもう取り掛かっていたらしい。

発想が変わってる。

完全に芸術家肌。

一般的に大自然の生き物を都市の廃材で作ろう!!

って思わない。

 

富田菜摘さんの作品「ものもの いきもの」

面白すぎ!

たしかに都市の廃材や古新聞を使ってる。

 

気に入った作品「中吊りの日々」

いろんな人物がそれぞれの設定で電車の吊り革につかまっている作品。

人物名もそれぞれ決まっていて

 「今井新奈」スマホに見入る女子高生

 「原田太志」メタボな中年サラリーマン

 「内藤定子」就活女子大生

 「細川麗美」ダイエットに励み美しさを追求

17人のキャラクターが吊り革にぶら下がっている。

ちゃんとそれぞれにあった新聞ネタや雑誌で作られている。

 

すごい緻密で繊細な作業だと感じた。

かつ現代を見事に表している。

 

電車の中は他人と,時間と空間を共有し,

それぞれが思い思いの考えを巡らしている不思議な空間。

 

 

富田菜摘さんがこの作品についてコメント

電車の中は、他人同士が同じ空間に詰め込まれ、それぞれが自分の世界に入りお互いを意識しない不思議な空間だと感じ、以前から度々作品のテーマとしてきました。電車の座席に座りながら目の前に来た人を眺め、服装や持ち物、表情などからこんな人なのではないかと想像を膨らめてみる。そんな自分もその他人の集団の一部なのだと思い、面白く感じます。

 

この作品だけでも野々市カレードに足を運んだかいがあった。

こんな作品たちが無料で鑑賞できるイベントは神!

2018年10月16日まで開催されているのでぜひ立ち寄ってみてほしい。

 

まとめ

 

溶接工でも美術品を鑑賞して感受性を高めてほしい。

必ず仕事にはプラスになる。

とくに就職したての初心者は色々な人の見る目を勉強してほしい。

 

今回は富田菜摘さんの「ものものいきもの」だったが,

色々な美術展やイベントに参加していきたい。

 

「中吊りの日々」のような社会の一員と自覚し,

存在意義を見出せるように日々精進したい。

 

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